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【11日目】小豆島へ。ヒルクライムに挑戦(2020.8.9)

小豆島自転車旅

こんにちは、TAKADAです。

本日は高松港からフェリーに乗って、小豆島へ行ってみたいと思います。小豆島は香川県と岡山県の間の瀬戸内海に浮かぶ島。オリーブと醤油、そうめんが有名です。

楽しみにしていたので、朝早く出発したいと思い、6時30分に一度起床。しかし、あと10分だけ寝ようと思い、二度寝したのが運の尽き。目覚めたのはなんと9時30分。

ふぁ!?やってもうたっ!!

そこから慌てて朝食を食べたり、身支度したり、何やかんやして、フェリにー乗れたのが11時30分。小豆島に到着したのが12時40分過ぎとなってしまいました。

むかしから朝起きるのは得意な方ですが、二度寝にはめっぽう弱いのです。

▶翌日の記録 【12日目】高松市内で停滞。パンケーキ食べたい

◀前日の記録 【10日目】丸亀から高松へ。うどん屋巡りの日

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本日の朝食

JRホテルクレメント高松の洋朝食

慌てて朝食会場に駆け込んだのが9時50分。ホテルのモーニングタイムが終わる10分前の到着でしたが、スタッフの方は嫌な顔ひとつせず、きちんとモーニングを出してくれました。

今日は洋食プレート。

宿泊したJRホテルクレメント高松は、もともとはモーニングブッフェを提供していましたが、新型コロナ対策で定食スタイルに変わっていました。

なかなか豪華な朝食。ゆっくり味わいたいところでしたが、、、急いでいたのでガッツガッツと掻き込むように食べました。下品。

急いでいるくせに、ちゃっかり食後の珈琲を飲んでくつろぐ私。バカナノ?

けっきょく食事が終わったのが10時半過ぎ。そこから部屋に戻り、急いで準備して出発です。

高松港から土庄港へ

高松港

高松港に到着しました。すでに土庄港行きのフェリーの乗船が開始されています。

何とかあの便に乗りたいと思い、急いで乗車券を買い、自転車でフェリーに乗り込みます。ギリギリセーフ。間一髪で11時35分の便に乗ることができました。

これを逃したら1時間後の出発。小豆島行きを断念しなければならない事態でした。良かった!

フェリー内は座席数が多めですが、けっこう混んでいましたね。とくに若者が多い印象でした。いまはお盆休み時期。観光客が多いシーズンなので仕方ないでしょう。まぁわたしも観光客ですが。

小豆島フェリー

出港後、しばらくデッキで海を眺めていました。今日は風が強い。ベンチに置いていたヘルメットが風でコロコロ転がってしまいます。

1時間ほどで土庄港に到着です。

この時すでに12時50分。今日の夕方には帰りのフェリーに乗りたいので、小豆島滞在はわずか半日程度。二度寝したのがいけないのですが、まぁいっか。二度寝を憎んで自分を憎まず。

昼食は「小豆島ラーメン hishio」

腹が減っては戦ができぬ。まずは昼食を食べに土庄港からエンジェルロード方面へひとっ走り。

小豆島ラーメンhishio

やってきたのは「小豆島ラーメン hishio」。

小豆島に来たならそうめん食べなきゃ。わかってます。3時のおやつでそうめんを食べるつもり。まずはこのラーメンを食べておきたかったのです。

昼飯時ということもあり、店内は満席で数名が待ち状態。でも、テラス席ならすぐ入れるということで、テラス席で食べることに。

テラス席誰もいないやんけ。

暑いからみんな店内で食べたいのでしょう。でも今日は風が強いので、日陰に座ればかなり涼しかったですけどね。

注文したのは「醤(ひしお)そば+島めしセット」。

ラーメンのお味は…うん、普通かな。でもラーメンにトッピングされた熟成もろみのオリーブ煮と、ご飯にのった小豆島名物、佃煮はすごく美味しかった!

エンジェルロード、オリーブ公園、ギリシャ風車へ

とりあえず定番の観光地でも行ってみるか。

エンジェルロード

エンジェルロード

ということでまずはエンジェルロードへ。わたしが訪れた時間帯は島まで砂浜がつながっていませんでした。

エンジェルロードは1日2回、干潮時に砂の道ができると言われています。

パートナーと手をつないでその道を渡ると、天使が舞い降りてきて願いを叶えてくれると言い伝えられていることから、「恋人の聖地」として有名です。


砂浜では水上アクティビティを楽しむ女性客たちがいました。水上バイクが走り出すと、「キャーーーッ!!!」という女性の悲鳴が響き渡ります。

すべての男は消耗品である

昔から思っていたことがあります。

女性は怖い時やびっくりした時、ほぼ必ず「キャー!!」と周囲に響きわたる悲鳴をあげます。一方、男性が同じ状況になった時、悲鳴をあげません。無言で身構えるか、「ワッ」と小さな声を出す程度。

これは生物的な役割の違いによるものでしょう。

危険に遭遇したとき、女性は周囲に自分の存在を知らせ、助けを求めることを何よりも優先する。男性は身構えて相手を倒そうとすることを何よりも優先する。

響く女性の声と、響かない男性の声。周りに自分の存在を知らせる必要がある女性に対し、戦闘時に自分の存在を知られないようにする必要がある男性。


やはり生物的には女性こそが大切な存在であり、男性は女性を守るために生きてきたことが、こんなところからもわかる気がします。

悲鳴をあげている女性を砂浜でボーッと眺めていたら、学生時代に読んだ村上龍のエッセイ「すべての男は消耗品である」を思い出しました。

そこにはこんな内容が記されていました。

「人間にとって絶対的に重要で替えのきかない存在は女性である。男性は使えなくなったら捨てられる消耗品である。この哀しい事実を男は嘆くのではなく、消耗品としての自由を愛すべきなのだ」

危険に遭遇した時の男女の対応の違い。これも村上龍の主張が正しいことを裏付けている事実の一つではないのかな?

昨今、「男尊女卑」の逆で「女尊男卑」な世の中になっているのではないか?と嘆く男性がいます。女性専用車両があるのに男性専用車両がない、レディースデイがあるのにメンズデイがないとか。

しかし、「女尊男卑」こそが人間本来のあるべき姿なのではないか?

だからこそ、男は”ただ長生きすること”を目標にするのではなく、消耗品としての価値が長く続くこと、つまり”価値のある男であり続けること”を生きる目標にすべきなのではないか?

そんな事を思いながらエンジェルロードを後にしました。

道の駅 小豆島オリーブ公園

小豆島

エンジェルロードから国道436号線を走り、道の駅 小豆島オリーブ公園へ向かいます。この道路は意外とアップダウンの多い道でしたね。

自転車を10分ほど走らせ、道の駅 小豆島オリーブ公園に到着です。

道の駅

高台にあるのでなかなか良い眺め。

道の駅小豆島オリーブ公園

休憩所内は人混み。各店舗には行列ができていました。人気観光地でよくあるソレな状態です。

オリーブフロートソーダ

行列に並んで買ったオリーブフロートソーダ。甘さ控えめかつ爽やかで美味しい!

ギリシャ風車

ギリシャ風車

道の駅小豆島オリーブ公園のすぐそばにあるギリシャ風車。

小豆島といえばこの風車を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?それほど有名な風車です。

道の駅で買った「魔法のほうき」を脚に挟んで、ギリシャ風車前でジャンプした写真を撮る、これが人気のコースになっているようです。

小豆島ヒルクライムに挑戦!寒霞渓ブルーラインへ

ギリシャ風車に行ったあと、お目当てのそうめん店に行ってみましたが、飲食禁止でお土産のみ販売可能と。仕方なく別のそうめん店に行ったらお店が休み。新型コロナ対策なので仕方ない。

そうめんは半ば諦めムード。土庄港周辺ならそうめんを食べられるお店があるのではないか?帰り際にサクッと食べることにして、この後の行動をしばし検討。

小豆島一周するか、ヒルクライムに挑戦するか。

そういえば、生まれてこの方、自転車でのヒルクライムをしたことがありません。せっかくだからヒルクライムに挑戦してみよう!

ということで訪れたのが寒霞渓ブルーライン。小豆島の南側から寒霞渓に上るルートです。目指すは四望頂展望台。いざ出陣!

しかし、出発前に重要なアイテムを忘れたことが発覚。

重要なアイテムとは何か?それは「替えの電動アシストバッテリー」です。今日は荷物を部屋に置いて小豆島に訪れたので、荷物の中に替えの電動アシストバッテリーを入れたままにしていたのです。


私が乗っている「パナソニック ハリヤ」は12ahのバッテリーが標準搭載されています。これだけだと100㌔超えのロングライドや坂道走行が長く続いた場合、バッテリーが足りなくなってしまうので、交換用の8ahのバッテリーをバッグに入れて旅をしていました。

忘れてもうたー!!

獲得標高1,000㍍超えと言われるブルーライン。恐らくバッテリーもたないだろうなぁ、、、何とかもってくれないかなぁ、、、

そんな不安を抱えつつ出発です。

寒霞渓ブルーライン

なかなか傾斜のきつい坂を上がっていきます。しかし荷物なし電動アシスト自転車なので、そんなにきつくはありません。バイクではないから多少は疲れますが。

寒霞渓ブルーライン

車通りがあまり多くないのでグイグイ上っていきます。あっという間に海を見渡せる高さまで上ってきました。

寒霞渓ブルーライン

寒霞渓と紅雲亭ロープウェイの分岐点まで到達しました。迷わず寒霞渓方面へ。

仏ヶ滝清見寺奥之院

道すがら目撃した清見寺奥之院。なんと歩いてここまで来た方がいました。尊敬!

寒霞渓ブルーライン

かなり高い場所まで来ました。下は崖みたいになっているので、高所恐怖症にはなかなかツライ。

寒霞渓ブルーライン

そびえ立つ山肌に岩がむき出しになっている場所もたくさんありました。「落石注意」という看板もあります。写真では伝わりませんが、なかなか圧迫感のある岩山なので走ってて少し怖いですね。

寒霞渓ブルーライン

そろそろ頂上かな?もう上り坂はお腹いっぱいヨ!そう思っていましたが、横を見渡すとさらに高い位置に山道が。まだまだ上ります。

しかし、ここでバッテリー残量が危険水域に。。。

四望頂展望台まではまだ2㌔くらいあります。このペースだと到着前にバッテリー切れの憂き目に合うこと間違いなし。バッテリー切れの電動アシスト自転車ほどツライものはない。しかもヒルクライム。

どうやらここが引き際のようです。仕方なく来た道を折り返すことにします。

帰り道はずっと下り坂。傾斜がかなりあるのでスピードが出るわ出るわ。高所恐怖症にとって、下り坂の崖側を猛スピードで走るのはかなりの恐怖。

ブレーキをかけながら適度なスピードを保って下山します。

小豆島

あっという間に下山しました。バッテリー残量がもうほとんどありませんが、土庄港までなら何とかもつだろうと。時刻はすでに夕方5時過ぎ。

土庄港へ

何だか中途半端で終わってしまいましたが、土庄港への帰路につきます。

迷路のまち

帰り道に「迷路のまち」を通過。超高速、観光地巡り。

土庄港に到着した時間は18時少し前。次の高松港行きのフェリーが18時40分発なので少し待つことに。

土庄港周辺でそうめんを食べられるお店ないかな?ザッと探して唯一営業していたお店発見。「ファミリーレストラン Sunami」さんへ。

そうめん

昭和レトロな店内でしたが、店主さんは気さくな方。時間がない旨を伝えると、「そうめん、速攻出せまっせ!」と言って頂き、本当にすぐ出てきた!

小豆島名物、オリーブそうめん。ようやく食べることが出来ました。

高松港

高松港に戻ってきました。時刻はすでに夜8時。真っ暗です。ホテルに戻った後、コインランドリーに行って洗濯。夕食にありついたのは夜10時頃になっていました。

今日の夕食「すき家 ねぎ玉牛丼」

すき屋

この時間帯だと居酒屋とファーストフード店しかやっていません。訪れたのは牛丼業界の雄、すき家。頼んだのは「ねぎ玉牛丼」。たまに食べると美味しいですね!

ホテルに戻ったらすでに夜11時。最後はセブンイレブンのクレープをデザートに。あとは寝るだけです。

それではまた明日。

走行距離
  • 本日の走行距離:99.9km
     フェリー乗船距離:42.8km
     実質走行距離:57.1km
  • トータル走行距離:599.4km
     トータル走行距離にフェリーは含めず。
費用
  • 本日の費用計:12,623円
     食費:3,873円
     宿泊費:6,010円
     交通費:2,040円
     衣類・洗濯費:700円
  • トータル費用計:115,897円
     食費:48,366円
     宿泊費:55,789円
     交通費:4,480円
     衣類・洗濯費:3,900円
     日用品・医薬品費:767円
     遊興費:410円
     雑費:2,185円

▶翌日の記録 【12日目】高松市内で停滞。パンケーキ食べたい

◀前日の記録 【10日目】丸亀から高松へ。うどん屋巡りの日

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