こんにちは、TAKADAです。
本日は徳島県の宍喰を出発し、国道55号線を南下。室戸岬のある高知県室戸市を目指します。
ついに高知県に上陸しました。
▶翌日の記録 【17日目】室戸から安芸&高知へ。岩崎弥太郎とサイクリングロード
◀前日の記録 【15日目】阿南から宍喰へ。山道、トンネル11本通過
本日の朝食は…なし。
昨日宿泊した愛宕旅館は寝床だけ提供する民宿。朝食はありません。チェックアウト後、最寄りのコンビニでおにぎりを買ってサクッと済ませて出発です。
宍喰は徳島県の最南端。高知県は目と鼻の先です。
長いトンネルを抜けると、そこは高知県だった
宍喰川にかかる宍喰大橋。この橋を渡ると、徳島-高知県境の水床トンネルに到着します。
水床トンネルです。長さ638㍍。右側にガードレールつきの歩道があったので、歩道を進みます。
県境の長いトンネルを抜けると、そこは高知県だった。
宍喰出発からわずか10分。あっという間に高知県入りです。
高知県入り後はしばらく山間の道。アップダウンを繰り返しながら進みます。
道の駅東陽町に到着。
朝9時前にしてすごい車の数。駐車場はほぼ満車でした。道の駅の建物にも人がぎっしり。ここは白浜キャンプ場や白浜海水浴場という人気の観光スポットが集結している場所のようですね。お盆シーズンだから混み合っているのでしょう。
甲浦坂トンネル。歩道なしトンネルで長さ150㍍。本日唯一の難所でした。後続の車に注意しながら全速力で駆け抜けました。
東洋町・生見の集落を抜けていきます。この近くには生見サーフィンビーチがあるので、サーファーの方がたくさん歩いていました。
相間トンネル。室戸岬まで向かう55号線最後のトンネルです。ガードレールつき歩道が整備されているので問題なく通過。
海沿いの土佐東街道をひたすら南下する
海が見えてきました。
ここからは室戸岬までひたすら海沿いの道を南下します。距離はおよそ30㌖。
左には海、右には山、前には海岸線沿いの道路が延々と続きます。
あれ?これと似たような景色をどこかで見たような気が…。そうだ!八幡浜から松山に向かう時に通った夕やけこやけラインだ!
30㌔程度海沿いの道路が続くという点で酷似しています。
でも、夕やけこやけラインに比べて、今回の土佐東街道の方がキツイ感じがするのはなぜだろう…。
夕やけこやけラインは穏やかな瀬戸内海沿いを進むのに対し、土佐東街道は荒々しい太平洋沿いを進んでいるからなのか?
土佐東街道の方が道路のアップダウンが多い気がします。また、景色が全然変わらないのも大きいかな。
夕やけこやけラインは漁港を抜けたり、陸側に民家や飲食店が並んでいたりしましたが、土佐東街道は基本的に山だけ。だから進んでいる実感が湧きづらいのかもしれませんね。
休憩ポイントになる待避所が少なく、あってもわずかな大きさしかありません。キツく感じた理由の一つです。
高所恐怖症なので、海沿いの高台の道を走るのは神経を使います。というか、単純に怖くて頭がクラクラします。
日本一周のルートを反時計回りに変更する
日本一周のルートを考えていたとき、時計回りに進めば海側の道を走れるので気持ちいいと思っていました。だから、日本一周は基本的に時計回りで進もうと。
しかし、実際に走ってみると海沿いと言っても崖になっている道路が多く、かなり怖いのが正直な気持ちです。精神的にも疲れます。
まさに、”万事、見にゃわからん”ですね。
そのため、四国一周後は当初の予定を変更し、反時計回りに進むことを検討しています。具体的には次の通りに進めば、自分が陸側を走ることになります。
- 北海道を反時計回りで一周する。
- 東北日本海側を青森→秋田→山形の順番に南下する。
- 東北太平洋側を福島→宮城→岩手→青森の順番で北上する。
- 北信越は新潟→富山→石川→福井の順番で進む
- 東海道は名古屋→静岡→神奈川の順番で進む
- 関東は神奈川→東京→千葉→茨城→栃木の順番で進む
- 関西は大阪→京都→奈良→大阪→和歌山→三重の順番で進む
- 山陽道は山口→広島→岡山→兵庫の順番で東進する
- 山陰道は福井→京都→鳥取→島根→山口の順番で西進する。
- 九州を反時計回りで一周する。
反時計回りにしたからといって、全部陸側を走れるわけではありませんが、海側を走る割合を大幅に減らすことができます。
四国一周で気づいたこと。海側の道は思ったより怖かった。。。
室戸岬へ
住宅街に入ってきました。室戸市佐喜浜町です。
この町には「モンマートむろと」というコンビニがあります。室戸岬前、最後のコンビニです。これ以降は室戸岬を超えた先にある室戸市内に行くまでコンビニがありません。その距離およそ20㌖。
ということでモンマートで小休止。お茶とおにぎりを買って栄養補給しておきました。
最後の休憩を終えた後は再び海沿いの道を南下。前方にやたらと目立つ岩山が見えてきました。
この岩山は”鹿丘の夫婦岩”と呼ばれる観光スポットです。ここから夫婦岩前まで入っていけるのですが、人がめっちゃいました。ということで、私は外側の写真だけ撮って通過。
昼食①室戸世界ジオパークセンターのからあげ定食
55号線沿いにある室戸世界ジオパークセンターまで到着しました。室戸世界ジオパークセンターは地球の動きを体感できるテーマパーク。食事が食べられる場所もあります。
時刻は11時過ぎ。少し早いですが、ここで昼食にします。
というのも、今日はお盆休み真っ只中のため、観光客が異常に多い。室戸岬周辺の飲食店は満席で食べられない可能性もあると判断。食べられる時に食べておこうと思いました。
注文したのはからあげ定食。シンプルな味ですが、昼食としては十分満足できました。食後にアイスコーヒーを注文したのですが、アイスコーヒーがめちゃくちゃ美味しかった。
ちなみに、レストランの女性店員がかなりの美人さんでした。あぁいう顔を高知美人というのかな?
ついに室戸岬へ到着
再び自転車を漕ぎ始めます。室戸岬まであと少し。
大きな仏像。実はこの後ろに金箔の大仏が横になっているようなのですが、55号線からは見えませんでした。室戸岬灯台から見えるのかも?
ついに室戸岬に到着しました。室戸岬周辺は岩山になっていて、国道の外側に遊歩道があります。この遊歩道を歩いて観光できるようですね。
夫婦岩同様、今日は観光客が多いので、遊歩道を歩くのはやめました。
中岡慎太郎像がありました。陸援隊隊長。近江屋事件で坂本龍馬とともに亡くなった元土佐藩士として有名です。
室戸岬に到着後、自転車をとめて記念碑はどこにあるのか?探していました。
このイルカのモニュメントが記念碑なのかな?そう思って一応写真におさめておきました。でも、なんか違う気がする…。
よくよく考えてみたら、室戸岬は四国の東端でも南端でもありません。だから記念碑がないという結論に至りました。
室戸岬の露店で購入したアイスクリームソーダ味。
コーンの上にアイスが乗っているだけで、コーン内にはアイスが入っていません。上に乗ったアイスクリームを食べてしまうとただのコーンに。少しでもいいからコーンの中にアイスを詰めてほしかった…。
室戸市街へ
室戸岬をまわり数キロ北上すると室戸市街に入っていきます。
港町ということもあり、漁船が大量にありました。
室戸市街にある津照寺。今日ははお遍路さんをよく見かけました。中には外国人お遍路さんも。異国の地を、異国の文化にしたがって歩く。精神的にも肉体的にもタフじゃないとできませんな。
汚れた洋服を 今一度 せんたくいたし候。
本日の昼食②道の駅キラメッセの海鮮丼
室戸市街からさらに北上した道中にある道の駅キラメッセ。時刻は14時30分。今日の昼食が早すぎたのか?妙にお腹が減っていたので2度目の昼食にします。
注文したのは海鮮丼。北海道みたいな海鮮ドバドバッ!というわけではありませんが、2度目の昼食なのでちょうどいい感じのボリュームだったと思います。
本日の宿「和の宿 角屋」
なんだか立派な日本屋敷の外観です。
この宿は老夫婦の使っていない持ち家を旅館にしたものだと思われます。純和室の家一棟貸しと、離れの洋室平屋一棟貸しをしているようですね。
わたしは洋室平屋を予約しました。
本日のお部屋です。普通に家ですな。
オーナーの老夫婦は向かいにある一軒家に住んでいます。この洋室平屋とは少し離れているので、あとは自由に使ってくださいとのことでした。
夕食は道の駅で買った惣菜。
最近、夕食をどこかに食べに行こうという元気がなくなっています。早く部屋でゆっくりして、早く寝たいと。
グルメ欲減退中…。
ではまた明日。
- 本日の走行距離:64.4km
- トータル走行距離:849.1km
- 本日の費用計:10,966円
食費:5,366円
宿泊費:5,000円
衣類・洗濯費:600円 - トータル費用計:167,452円
食費:73,740円
宿泊費:79,962円
交通費:4,480円
衣類・洗濯費:5,300円
日用品・医薬品費:1,265円
遊興費:410円
雑費:2,295円
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