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【17日目】室戸から安芸&高知へ。岩崎弥太郎とサイクリングロード(2020.8.15)

岩崎弥太郎 自転車旅

こんにちは、TAKADAです。

今日は室戸市を出発し、国道55号線を海沿いに北上。途中安芸市に立ち寄り、最終的に高知市内を目指します。

高知市内に到着して実感した事があります。高知って本当に良いところだなぁと。

市内は適度に栄えていて暮らしやすそうだし、周りには大自然がある。海が近くて山も近い。食べ物も美味しく、開放的で明るい人が多い印象です。郷土愛も強いと言われていますよね。

私がいま住んでいる、福岡市に近い印象をもっています。

▶翌日の記録 【18日目】高知市内を観光。コックドールの洋食に舌鼓を打つ

◀前日の記録 【16日目】宍喰から室戸へ。ついに室戸岬に到達

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室戸市を出発

室戸市55号線

宿泊先「和の宿 角屋」も朝食を提供しておらず。昨日に引き続き、最初に立ち寄ったコンビニで朝食をとることに。

室戸市55号線

と言っても、最初に立ち寄るコンビニは10㌖先。それまでは海沿いの道路をまっすぐ進みます。お腹が減ってるからパワーが出ないし、頭もボーッとしていました。

それでもひたすら自転車を漕ぎ続けます。

奈半利町

ひた走ること30分。ようやくコンビニがある奈半利町に突入しました。

奈半利町

奈半利町の町中を駆け抜け、ようやくローソン発見。ここで朝食を買います。

朝食

最初はサンドイッチと飲むヨーグルトだけにしようと思っていました。

でも、朝食抜きで10㌔も走ったのだから、相応のご褒美がほしいと思い、コロッケを追加。これでとりあえず空腹をしのぐことができました。

土佐東街道

エネルギーチャージが完了したところで、再び出発。時刻は9時過ぎ。今日は8時前に出発したの時間的に余裕があります。

大山トンネル

安芸市街へ入る手前にある大山トンネル。距離はおよそ1㌖。左側に海沿いから抜ける迂回路があるので、左に曲がります。

安芸市下山

アップダウンのある道路ですが、なかなかの景色。

安芸市のコンビニ

時刻は10時。そろそろ暑さを感じてくる時間帯です。コンビニでしばしクールダウン。pinoは一口サイズで食べやすいから割と好きですね。

安芸市に突入。岩崎弥太郎生家を訪ねる

安芸市街

安芸市街に入りました。昔ながらの純和風家屋が立ち並ぶ住宅街。道路脇を流れる用水路。風情があります。

これまで安芸市のことをよく存じ上げていませんでした。ここまで品と風情のある街並みだったとは…。今日も勉強させて頂きました。

野良時計

安芸市の観光スポット、野良時計。

あとで調べてわかったのですが、この野良時計は道路に植えられているレンゲ草越しに撮影すると、幻想的な写真になるようですね。先に調べとけばよかった。

安芸市

野良時計の近くにあった建物と鐘。これ何だろう?消防施設かな?

岩崎弥太郎

野良時計から自転車を走らせること5分。ついに岩崎弥太郎生家に到着です。

生家前にある岩崎弥太郎大先生の銅像。立派です。威厳があります。昨日室戸岬で見た中岡慎太郎の銅像よりデカイ。そしてカッコいい。

土佐藩の地下浪人の出自ながら、一代で三菱財閥を築き上げた日本史上屈指の実業家、岩崎弥太郎。

貧しい家の生まれというハンデを背負いながら、一代で超大物になったという点で考えれば、豊臣秀吉や伊藤博文に匹敵する大出世と言えます。

三大財閥中、三百年以上の歴史を持つ旧家の三井・住友に対し、三菱はわずか五年で頂点を極めた歴史上まれに見る特異な会社。

そんな三菱をゼロから立ち上げ、財閥の礎を築いた岩崎弥太郎とは一体どんな人物だったのか?

わたしがずっと読んでみたかったけれど、いまだ読めていない伝記の一つです。

岩崎弥太郎生家

こちらが岩崎弥太郎大先生の生家。

サイクリングロード「高知安芸自転車道」をひた走る

高知安芸自転車道

安芸市から高知市へ向かう途中でサイクリングロード発見!この道路は「高知安芸自転車道」と呼ばれ、安芸市から高知市まで続いています。

車が来ない道路はほんとうにありがたい!

高知安芸自転車道

わたしがこれまで旅をしていた中で感じていたこと。

それは、肉体的な疲れよりも、精神的な疲れの方が大きいのではないか?ということです。自転車の走行中、とくに車通りの多い国道では、常に車の動きに意識を傾けています。

後ろから迫る車、左折や右折してくる車。そしてトラック。それらに轢かれないように、交通の妨げにならないように。そして歩行者を轢かないように。

車や歩行者のことを常に意識して走っていると、なかなか疲れるのです。だから、こうしたサイクリングロードは本当にありがたい。そして走っていて超気持ちいい!

高知安芸自転車道

こんな海岸線沿いの道路を走ったり、

高知安芸自転車道

マイナスイオン?あふれる木々の中を走ったりします。

高知安芸自転車道

サイクリングロードを走っている途中、小さなプールがありました。中を見たら水が新しい。間違いなく今日入れた水だと思います。

SEA HOUSE

オーシャンビューのオシャレなカフェ「SEA HOUSE」。昼時かつお盆休みなので超満員。写真を撮って自慢したくなるカフェですな。

高知安芸自転車道

国道55号線に沿って走る箇所もありました。このサイクリングロード、有名なのでしょう。ロードバイクに乗ったサイクリストをたくさん見かけましたね。私の自転車は鈍足なので、何度も何度もロードバイクに抜かれていきました。

まぁ、私はマイペースにのんびり走ります。

トンネル

小さなトンネルを抜けてしばらく走ればサイクリングロードの終点。実は本格的な自転車専用道路は今回が初めて。本当に走りやすくて気持ちいいですね。

このサイクリングロード、四万十あたりまで伸ばしてくれないかな…

南国市のうなぎ専門店「かいだ屋」に向かったが…

香南市

サイクリングロードを抜けたら香南市に突入。国道55号線を少し西進した後、県道14号に入ります。目指すは南国市の超有名うなぎ専門店「かいだ屋」。

あかおか駅

途中立ち寄ったあかおか駅。キャラクターグッズと「やなせたかしさんありがとう」のメッセージが。

やなせたかしは高知県香南市出身の漫画家。「アンパンマン」の生みの親として知られています。2013年に94歳で他界。

高知龍馬空港

橋の向こうに空港とANAの飛行機が見えました。ここは高知龍馬空港です。

かいだ屋

猛烈な暑さの中、自転車を漕ぎ続け、やっと「かいだ屋」に到着です。

しかし、お店は超満員。行列どころの騒ぎではなく、整理券を配布しているような状況。そして整理券の配布は終わり、今日の入店は不可とのこと。

忘れていました、今日がお盆休みだったということを。

一昨日くらいからでしょうか。有名な飲食店はほとんど満席で行列。私は飲食店で並ぶのも待つのも嫌いです。だから基本、行列だったら入りません。

仕方なく、近くのコンビニでおにぎり買って食べていたら、ロードバイクのサイクリストさん2名と遭遇。2人は愛媛県から出発して、四国一周をしているのだとか。

とにかく暑くて暑くてツライと言っていました。わかります。溶けそうなくらい暑い。

リョーマの休日

高知市内へ向かっている途中、リョーマの休日前を通過。なんと、マスクしてました。時勢ですな。

味千拉麺

コンビニのおにぎりだけではお腹が空くので、国道沿いにあったラーメンチェーン店でラーメンとチャーハンを食べておきました。熊本ラーメンのお店でした。

高知市へ到着

高知市街

ついに高知市内へ入りました。お店がたくさんあるし、車通りも多い。人も歩いている。都会になってきたなぁ。高松市以来の感覚です。

新葛島橋

国分川にかかる新葛島橋。この橋を超えたら、高知市の市街地へと入っていきます。

国分川

国分川沿いで記念撮影。市街地入りした嬉しさのあまり、写真撮ってしまいました。

本日の宿「ホテル日航高知 旭ロイヤル」

ホテル日航高知

本日の宿「ホテル日航高知」です。こういうホテルも高松市以来ですね。自転車も専用の保管場所で預かってくれました。

ホテル日航高知

それなりに年数の経ったホテルだと思いますが、清掃が行き届き、設備もしっかりしています。

自転車のスタンド交換へ

自転車,スタンド曲がる

高知市内でまずやりたかったこと。

それは自転車のスタンド交換です。完全にグニャッと曲がってしまっていて、もはやスタンドの役割を果たしていません。

自転車が自力で立たないので、コンビニやレストランで自転車を止める時とか、バッグの取り外しをする時とか、地味に大変なんですよね。

サイクルベースあさひ

ということでやって来ました「サイクルベースあさひ南御座店」。

わたしが自転車を持ち込んで入った瞬間に、店員さん全員が「どうしましたー?」と言って駆け寄ってきます。

店員さんの方から「どうしました?」と言ってくれるのがとってもありがたい。この一言があることで、自然に相談することができます。恐らく、お店のサービス方針で「どうしました?」のかけ声をかけているのだと思いますが、素晴らしいサービスだと思います。

そして、店員さんはみんな丁寧で親切。

サイクルベースあさひは福岡市内のお店に何度か行ったことがありますが、こんな丁寧な接客ではありませんでした。

ハリヤ

10分ほどでスタンド交換完了。やった!自転車が立ってる!

普段は当たり前すぎて気にも留めないけど、なくなったら本当に困る。まるで空気のような存在です。

新しいスタンド、せめて四国一周が終わるまではもって欲しいなぁ。

夕食は「ひろめ市場」へ

その後、コインランドリーで洗濯しホテルに戻ったのが19時。そろそろ夕食の時間です。夕食は有名な「ひろめ市場」に行ってみることにしました。

とさでん

とさでん。路面電車をみると旅をしているなぁという気持ちになります。

ということで、この「とさでん」に乗ってひろめ市場の最寄り駅まで行きます。

大橋通り

高知のアーケード商店街「大橋通り」を歩きます。

ひろめ市場

ひろめ市場は高知の名産品や新鮮な魚介類が売っていて、基本的には店内で食べるフードコート。

ひろめ市場

人で溢れかえっていました。熱気とエネルギーが凄まじい。店員さんもチャキチャキした人が多いです。市場っぽい。この感じ、いいですね!

しかし、座れる座席は一つもなし。お盆休みシーズンだから仕方ない。。。

「平日ならもう少し空いているよ」と言っていたので、日をずらしてまた来訪することにします。

ひろめ市場

ひろめ市場内にお持ち帰り可能なお店があったので、そこで刺し身やお寿司などを買って、ひとりホテルで食べることに。

食べてみたら、どれも凄く旨い。とくにカツオがプリプリッで肉厚で本当に美味しかったです。明日もカツオ食べたい。

ピーチヨーグルト

最後の〆はピーチヨーグルトで。

明日は高知市内を観光します。

それではまた明日。

走行距離
  • 本日の走行距離:81.7km
  • トータル走行距離:930.8km
費用
  • 本日の費用計:15,350円
     食費:4,435円
     宿泊費:7,235円
     交通費:400円
     衣類・洗濯費:600円
     自転車関連費(スタンド交換):2,680円
  • トータル費用計:182,802円
     食費:78,115円
     宿泊費:87,197円
     交通費:4,880円
     衣類・洗濯費:5,900円
     日用品・医薬品費:1,265円
     遊興費:410円
     自転車関連費:2,680円
     雑費:2,295円

▶翌日の記録 【18日目】高知市内を観光。コックドールの洋食に舌鼓を打つ

◀前日の記録 【16日目】宍喰から室戸へ。ついに室戸岬に到達

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