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【31日目】門司港から下関、そして防府へ。最悪な1日(2020.9.10)

関門トンネル人道自転車旅

こんにちは、TAKADAです。

本日は門司港を出発し、本州に上陸。山口県の防府市を目指します。

山陽道編がスタートして気合を入れていたはずが、まさかの寝坊(笑)。チェックアウト10分前の9時50分に起きました。ホテルの朝食もすでに終わっているため食べられず。

10分ですべて準備してチェックアウトするのは不可能なので、仕方なく1時間延長することに。11時に出発となりました。

▶翌日の記録 【32日目】徳山&下松へ。雨が降る前に

◀前日の記録 【30日目】福岡から門司港へ。山陽道編スタート

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門司港を出発

門司港駅

寝坊からスタートした幸先の悪い1日。気を取り直して出発です。写真は門司港駅前

門司港レトロ

寝坊で時間押していますが、せっかくだから門司港レトロをしばし散策。

旧大阪商船

明治時代から昭和初期まで横浜、神戸と並ぶ”日本三大港”と呼ばれた門司港。日本の国際物流拠点として財閥が次々と進出してきました。1958年の関門トンネル開通を機に、物流拠点としての優位性がなくなり、衰退していきました。

この門司港レトロの町並みには、栄華を誇った当時の面影が残っています。諸行無常。盛者必衰。

門司港レトロ

それでも、この門司港レトロの町並みや、関門海峡の美しい景観は、観光資源としては有力だと思います。いまはコロナの影響で苦しい時期ですが、この正念場を何とか乗り越えて、これからも門司港の美しい景観を維持していって欲しいと、心から願っています。

東京に行くのではなくて、こうした地方都市で働くことが若者の憧れになる時代が訪れないかなぁ。門司港なんてとてもオシャレだと思うけど。テレワーク中心になれば決して不可能ではないと思うんですけどね。

うーん、、、本社機能を思い切って地方移転するIT大手企業が現れないと厳しいかな?

まぁ、小生ができることは観光してお金を落とすことだけですな。

関門トンネル人道を通過

関門橋

門司港から自転車を漕ぐこと10分。関門橋の目の前まで来ました。圧巻の景色。

関門トンネル人道入口

関門トンネル人道入口まで来ました。

関門トンネル人道入口

このエレベーターに乗ってトンネル入口まで移動します。エレベーターの定員は40名。

関門トンネル人道入口

地下まで降りてきました。地下には関門海峡の観光案内があります。

関門トンネル人道

関門トンネル人道です。長さ780㍍。このトンネルは自転車通行禁止のため、自転車を押して歩いて渡ります。

福岡県と山口県の県境

有名な福岡県と山口県の県境です。写真では見たことがあるけど、実際訪れたのは初めて。

山口県と福岡県の県境

わたしも県跨ぎをやっておきました。

下関に到着

関門トンネル人道,下関

下関側に到着しました。自転車の通行料は20円。料金箱に入れます。

壇ノ浦古戦場

壇ノ浦古戦場前で記念撮影。バックの関門橋、門司港の町並みとセットでとても美しい。

長州砲

壇ノ浦古戦場の脇には長州砲台の複製が置いてあります。

壇ノ浦古戦場

砲台の横にある休憩所では、おじさんが武蔵小次郎、巌流島の決闘の紙芝居をやってくれます。

紙芝居は子どもたちが来た後に始まったのですが、とてもお上手。マイクを使って喋るのでかなり迫力がありました。

しゃっくりが止まらず

下関

門司港→下関と美しい景色が続きました。でも幸せだったのはここまで。この後、しゃっくりがずっと止まらず、吐き気と頭痛を抱えながらの走行になりました。

昨夜から続くしゃっくり。ようやく止まって眠れたのが夜中の3時ころ。今朝は起きてからしゃっくりが出なかったので、「治って良かった」と思っていましたが、下関を出発後に再発。

その後、1日中ずっとしゃっくりが止まりませんでした。

ここまでずっと続くのは人生始めての経験。原因は何か?

私の予想では昨夜食べた焼きカレーではないかと思っています。焼きカレーにたっぷりスパイスが入っていたので、そのスパイスに身体がアレルギー反応を起こしたのではないかと。

山陽小野田市の田舎道

上の写真は山陽小野田市あたりで国道からはずれて通った田舎道です。

しゃっくりが続くと、次第に吐き気と頭痛も伴うようになってきます。この後は道中で写真を撮る余裕がなく、ほとんど写真が撮れませんでした。

本当に苦しくて、途中何度も心が折れそうになりました。

「今日は走るのをやめて近くのホテルで休もうか?」と何度も何度も思いましたが、何とか走り続けました。

周防大橋

南部海岸道路の周防大橋。橋の真ん中まで上り坂です。

防府市

防府市の県道58号線沿いの道路。田園風景が続く美しい場所でした。

防府市に到着

やっと防府市の町中に入ってきました。ここまで来れば一安心。

今日は本当に苦しかった。これまでの旅で一番の苦しさ。こんな体調が続くと旅は続けられませんな。景色を見る余裕もなく、走っていても楽しくありません。ただ辛いだけです。

本日の宿「ホテルルートイン防府駅前」です。2日続けてホテルルートインになりました。

その理由は、自転車を屋内に停められること。

ここ数日、雨が降ったり止んだりが続いています。そして、明日は雨予報。自転車の屋外駐輪は避けたいところ。そのため、ホテルを予約する前に、電話をして自転車の駐輪方法を確認しました。

防府市のホテルに何件か確認をした結果、自転車の屋内保管ができるのがホテルルートイン防府駅前だけだったのです。

お部屋に着いてもしゃっくりが止まらず。夜9時頃までベットで横になっていたら、ようやく止まったので夕食を食べました。

食後にまたしゃっくりが再発。

眠れずにベッドで悶々としていたら、まさかの停電

は!?

いきなり電気もエアコンもすべて止まってしまいました。外を見たら一部の家やマンション、信号機を除いて真っ暗。ネットで調べたら、山口市と防府市の約3万世帯で大規模停電が起きている模様。

結局、深夜2時過ぎころまで停電が復旧せず。その後もしゃっくりが続き、ようやくしゃっくりが止まって眠れたのが恐らく3時頃だったと思います。

寝坊→しゃっくり→停電→しゃっくりと、まさに散々だった今日一日。

しゃっくりが明日1日止まらなければ、病院へ行こうと思います。しかも、明日と明後日は雨予報。さらに、防府市はここ数日、ほぼ連日停電が続いているようなので、できれば防府市を脱出したいと思っています。

明日防府市を出発するか否かは体調と天気次第ですかね。

以上。私の旅史上、最悪な1日をお届けましました。

それではまた明日。

本日のまとめ

<本日のルート>

<走行距離>

本日の走行距離:91.3km
トータル走行距離:1660.9km

<費用>

本日の費用計:9,148円
 食費:3,198円
 宿泊費:5,550円
 衣類・洗濯費:400円

トータル費用計:314,315円
 食費:136,061円
 宿泊費:144,674円
 交通費:18,630円
 衣類・洗濯費:8,300円
 日用品・医薬品費:1,265円
 遊興費:410円
 自転車関連費:2,680円
 雑費:2,295円

▶翌日の記録 【32日目】徳山&下松へ。雨が降る前に

◀前日の記録 【30日目】福岡から門司港へ。山陽道編スタート

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