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【29日目】中津から福岡へ。一時帰還しました(2020.8.27)

中津から福岡へ 自転車旅

こんにちは、TAKADAです。

本日は大分県中津市を出発して、福岡市の自宅まで戻ります。今日も”単なる帰路”という位置づけのため、観光もせず、ひたすら走るだけの1日です。

自身初となる100㌖超え。到着したときはヘトヘトでした。

▶翌日の記録 【30日目】福岡から門司港へ。山陽道編スタート

◀前日の記録 【28日目】別府から中津へ。雨、雨、雨

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中津を出発

宿泊先のスーパーホテル中津駅前の朝食「角煮丼」です。朝からヘビーな気もしましたが、食べてみるとなかなか美味しかったですね。

中津駅前

中津駅前にある福沢諭吉像の前で記念撮影。

「福沢諭吉様のお顔をもっとたくさん拝見できますように!」と祈っておきました(笑)

行橋市

本日のルートは中津市から国道10号線をひたすら北上。北九州市の小倉を経由。その後国道3号線から福岡市に戻ります。

最短ルートはこの旅の初日に通った中津→行橋→田川→飯塚→福岡と、内陸を通る道程なのですが、途中で通過する八木山峠はかなりの難関。

四国一周を終えた今の自分には、八木山峠を越える体力も気力も残っていない。少し遠回りになりますが、アップダウンの少ない小倉経由で福岡に戻ることにした次第です。

旅をはじめて29日。今のところ初日の八木山峠越えが一番キツかった。。。

どんどん亭行橋店

昼食は行橋市にあるどんどん亭で。ひさしぶりにお好み焼きが食べたくなったので入ってみました。

福岡風お好み焼き

注文したのは「福岡風お好み焼き」。ネギがたっぷり入っているお好み焼きが福岡風とのこと。初めて知りました。

福岡風お好み焼き

お好み焼きを自分で焼くのは数年ぶりですが、わりと上手く焼けたかな?

北九州市に突入

北九州市境

北九州市に入りました。

北九州市ゲリラ豪雨

北九州入り後、”槍のような”とんでもないゲリラ豪雨に遭遇。

退避場所を探して右往左往していたところ、マンションギャラリーの女性スタッフさんが助けてくれて、しばらくこの中で避難させてくれました。優しいスタッフさん、ありがとうございます!

小倉市街

小倉市街に突入。ひさしぶりに訪れた小倉。こうして見ると意外と栄えていますね。

ちなみに、私が独断と偏見で選んだ、九州の街、都会度ランキングベスト10はこんな感じです。

  1. 福岡市
  2. 熊本市
  3. 鹿児島市
  4. 大分市
  5. 長崎市
  6. 宮崎市
  7. 北九州市
  8. 佐賀市
  9. 別府市
  10. 佐世保市

客観的な根拠はありません。あくまでも私の感覚で「市街地の中心エリアの賑やかさ&街の大きさ」で選びました。

多分、1位から3位までは客観的なデータと照らし合わせても合っているんじゃないかな。もしかしたら、佐世保より久留米の方が大きいかもしれないですが。

小倉

かつて”修羅の国”と言われた小倉。近年は行政の地道な努力によって、治安が劇的に良くなったと言われています。わたしも小倉を何度か訪れたことがありますが、危ないと思ったことは一度もありません。

また、福岡県外の人は「福岡県=修羅の国」というイメージを持たれている人が多い印象ですね。一言でいうと「福岡県=治安が悪い」という印象を持っているのでしょう。

しかし、「刑法犯犯罪遭遇率」でみると、福岡より上位の都市はたくさんあります。

  1. 大阪
  2. 東京
  3. 埼玉
  4. 兵庫
  5. 茨城
  6. 千葉
  7. 愛知
  8. 福岡
  9. 京都
  10. 岐阜

(HOME ALSOK研究所 全国治安ワーストランキング2019より)

まぁ、福岡は全国8位なので「全国的にみると治安が悪い」ということになるのでしょうが…。

ちなみに、ベスト10に神奈川が入らず、茨城と岐阜が入っていたのが意外でした。全国で2番目に人口が多く、企業も工場も集積しているのに犯罪遭遇率22位の神奈川県。優秀ですね。

70歳パン工場

途中、70歳パン工場なるお店を発見。店名も外観もインパクトあります。せっかくだから入ってみることに。

このお店は北九州市の「クラウン製パン㈱」が創業70周年を記念してオープンさせたコッペパン専門店。だから”70歳”だったんですね。

70歳パン工場

注文したのは照焼チキンに目玉焼きが入ったコッペパン。お値段398円(税込み)。ホットコーヒーが無料で飲み放題という嬉しいサービス。

70歳パン工場

お味もなかなか。小腹を満たすおやつとして丁度いいサイズ。複数注文すれば食事にもなりますね。

この他にも焼きうどん、焼きそば、ハンバーグ、チキン南蛮、チョコバナナ、フルーツホイップなど、メニューが豊富。何度来ても楽しめそうです。

黒崎メイト

2020年8月17日に閉店した黒崎井筒屋。今のところ、全館空き店舗になっている模様。これだけ大きなデパートがもぬけの殻になっている駅前。異様な雰囲気。

福岡市へ帰還

宗像市

宗像市に入りました。走行距離はすでに80㌖超え。疲労もピークに達しています。この辺りから無になって走っていましたね。

コメダ珈琲福間駅前南店

エネルギー切れでヘロヘロになった私はコメダ珈琲福間駅南店で最後の休憩。

コメダ珈琲

サラダバケットのセットで、エネルギー注入。

夕焼け

休憩が終わったら福岡市の自宅に向けてラストラン。夕焼けが美しい。福岡に着く頃には夜になっていること間違いなし。

千早

千早のマンション群まで到達。知っている場所に帰ってきたという安心感。

大博通り

博多駅に続く大博通り。あともう少し!

福岡タワー前

時刻は夜9時。ついに福岡タワー前に到着です!

福岡に到着して最初に感じた感情、それは”ホッとした”です。

今回は四国一周でわずか1ヶ月間の旅。それでも自分が知らない土地を走り、日々試行錯誤する緊張感がありました。

今日、福岡タワー前に戻った時、「もう緊張の糸をほどいていいんだなぁ」という安心感に包まれた実感があります。今日1日の疲れと無事に帰ってこれた嬉しさから、福岡タワー前でしばらくボーッと座っていました。

「あぁ自分はいま確かに福岡にいるんだなぁ」という事を噛み締めながら。

自分が住んでいる場所、見慣れた街並み、共に暮らす人々。その一つ一つが愛おしいとさえ思えてきます。わずか1ヶ月でこんな感情になるんだったら、日本一周から帰ってきたらどんな気持ちになるのだろう?

そして、本日の走行距離は126㌖。自身初の100㌖超えライドになりました。やっぱり80㌔を超えた辺りから体力的にキツくなってきますね。

120㌔も走るともうヘトヘト。次の日に走れる自信がありません。自分の体力的には80㌖前後で走るのが一番いいのだろうと思いました。


さて、今回で1stステージの四国一周編は完了。この後、福岡市内で所用を済ませ、体力を回復させ、今後の旅の準備ができたら、2ndステージがスタートします。

それまでしばしのお別れです。

それではまた。

走行距離
  • 本日の走行距離:126.1km
  • トータル走行距離:1485.9km
     トータル走行距離にフェリーは含めず。
費用
  • 本日の費用計:4,191円
     食費:4,191円
  • トータル費用計:297,920円
     食費:129,976円
     宿泊費:134,764円
     交通費:18,630円
     衣類・洗濯費:7,900円
     日用品・医薬品費:1,265円
     遊興費:410円
     自転車関連費:2,680円
     雑費:2,295円

▶翌日の記録 【30日目】福岡から門司港へ。山陽道編スタート

◀前日の記録 【28日目】別府から中津へ。雨、雨、雨

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