こんにちは、TAKADAです。
本日は広島県の呉市を出発。とびしま街道を走り、愛媛県の今治市を目指します。
私の中では山陽道編のメインイベントの一つ。楽しみにしていた道路ですが、期待通りの絶景を楽しむことができました。
そして、ひさしぶりの四国上陸。四国の穏やかな雰囲気がやっぱり大好き。このまま四国をもう一周したい誘惑に駆られています(笑)
▶翌日の記録 【37日目】今治から尾道へ。しまなみ海道を行く
◀前日の記録 【35日目】岩国から広島&呉へ。平和記念公園で我思う
呉市を出発
呉市の境川で記念撮影。
この境川は映画「この世界の片隅に」の舞台になった川。女優の”のん”が声優を務めたことで話題になりましたね。役所広司主演の映画「孤狼の血」でも登場しました。
さて、本日のルートは、呉市から国道185号線をひたすら東へ。とびしま街道のスタート地点となる安芸灘大橋入口まで進みます。
そこから”とびしま街道”を通り、下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、平羅島、中ノ島、岡村島と7つの島を走ります。最後に岡村港からフェリーに乗って今治へ。
呉市街からすぐの場所にある休山トンネル。長さ1,700㍍。右側に大きな歩道あり。
歩道が車道と完全に区切られています。トンネル内でグォォーンと響きわたる車の騒音がほとんど聞こえてこない。それだけですごく安心感があります。
このトンネルは住民の生活に欠かせない通路になっているようですね。学生や会社員、主婦など、多くの人がこのトンネルを自転車や徒歩で通行していました。
呉市仁方町。とびしま街道の入口までもう少し。この辺りは細かいアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。
とびしま街道との分岐点まで来ました。左側に進むととびしま街道入口まで行きます。
とびしま街道
とびしま街道の入口「安芸灘大橋有料道路の料金所」まで到着。自転車は右側の歩道を走るように促されます。自転車の通行料は無料。
1本目の橋「安芸灘大橋」を通過します。
瀬戸内海を一望できる素晴らしい眺め。高所恐怖症のわたしは少し怖いですが…。こういう高い場所を走っていると、脚が震え、Jr.が縮こまってしまいます。
安芸灘大橋を渡り少し進むと、下蒲刈島の町中に入っていきます。
下蒲刈島は民家も多く、お店もたくさんありました。とびしま街道の中では本州の一番近くにある島なので、住みやすい環境なのでしょう。
下蒲刈島の海沿いの道路。すごくきれい。
下蒲刈島から上蒲刈島に続く蒲刈大橋。
この橋の前でサイクリストさんと遭遇し、しばし会話。広島在住の方で近くまで車で来て、とびしま街道を1日サイクリングするのだとか。御年60歳。元気ですな。
そう言えば、今日とびしま街道で目撃した唯一のサイクリストさんでした。バイクでツーリングをしているライダーさんはよく見かけましたが、サイクリストはほとんどいなかった。
しまなみ海道のサイクリングがあまりにも有名すぎて、とびしま街道が目立たないのかもしれませんね。もしくは、四国と橋がつながってなく、フェリーを使う必要があるからかな?
上蒲刈島は南回りの道路を走りました。車通りも少ないので快適。
海があまりにも綺麗なので記念撮影。
上蒲刈島から豊島に続く、豊島大橋を通過。
What a beautiful scene!
豊島大橋をバックに。遠目から見ても絵になります。
豊島は北回りで走りました。
いやぁ、私の拙い語彙力ではとても表現できない美しさ。夕やけこやけラインを彷彿とさせますね。
とびしま街道はどの島も綺麗でしたが、豊島からの眺めが一番綺麗だったと思います。
豊島から大崎下島に続く豊浜大橋。
豊島大橋通過後に記念撮影。今日はこんな感じの写真ばっかり撮っていました。
大崎下島から平羅島に続く、平羅橋。
ちなみに、平羅島とその次の中ノ島は無人島です。2つとも小さな島。
中ノ島から岡村島に続く岡村大橋を渡ります。ここまで来たらとびしま街道も後少しで終わり。
愛媛県に入りました。とびしま街道の7つの島は岡村島だけ愛媛県今治市です。
- 広島県呉市:下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、平羅島、中ノ島
- 愛媛県今治市:岡村島
岡村島の南側を走り、岡村港を目指します。
岡村港に到着しました。とても小さな港ですが、すごく静かでのどかな雰囲気。この感じ、けっこう好き。
港の事務所には50代くらいのおじさんと30代くらいの男性の2人が受付をしてくれます。二人ともすごく穏やかで親切。顔から人の良さがにじみ出ていますね。
人は見た目が9割。
私はこの考え方を支持しています。
”人は見た目じゃない”という考え方もありますが、”人は見た目”だと私は思っています。
”見た目”の意味は顔がカッコいいとか、可愛いという意味ではありません。人柄という意味の見た目です。
ヤクザな生き方をしている人はヤクザな顔になってくるし、誠実な生き方をしている人は誠実な顔になってきます。ダラシない生き方の人はダラシない風貌になります。
死んだ魚のような目をしている人は、無気力な生活を送っているから、そうなるんだと思います。
なぜなら、
人は環境の生き物である。
からです。
ヤクザな生き方をしている人はヤクザな環境で生きています。誠実な生き方をしている人は誠実な環境で生きています。ダラシない生き方をしている人はダラシない環境で生きています。
環境が人の性格や行動に影響を与え、性格や行動がその人の顔つきに影響を与えます。そして、歳をとればとるほど、人柄と生き方が顔に出てきてしまうと、私は思うのです。
ちなみに、私は学生時代、会社員時代、独立後で顔つきが変わったとよく言われます。
- 学生時代:穏やかでおっとり
- 会社員時代:くたびれてる、人生に疲れてそう
- 独立後:厳しそう
自分としては穏やかでおっとりで菩薩のような顔つきを目指しているんですけどね。。。だから、生き方と環境には気をつけなきゃと思っている所存です。。。
岡村港で待つこと1時間。今治港行きのフェリーが来ました。フェリーとしてはかなり小型の部類に入ると思います。
ちなみに、岡村港から今治港への料金は自転車込で片道1,060円。
私が乗船した第二せきざんフェリーの客室内です。かなりコンパクト。客室は1Fと2Fにあります。
デッキにベンチがあったので、私はベンチにずっと座っていました。今日はそんなに暑くないので、風が気持ちいい。
1時間ほどで今治港へ到着。
1ヶ月ほど前に訪れた今治港。その時はフェリーでこの港を使う事になるとは思ってもいませんでした。
1ヶ月前と今がつながった不思議な感覚。
Connecting the Dots(スティーブ・ジョブズ)
四国の穏やかな雰囲気。数週間ぶりですが、やっぱり良いですよね。
こうして四国に戻ってくると、また四国一周したくなってしまう自分がいます。四国で行けなかった場所もたくさんあるし、もう一週したいなぁ。。。
本日の宿「今治アーバンホテル」です。”サイクリスト歓迎プラン”で予約。自転車をロビー保管あるいは部屋への持ち込みOKとのこと。
ただし、エレベーターが狭くて、私の自転車が入らなかったので、ロビーで保管してもらいました。
本日のお部屋です。シングルルームでの予約ですが、無料でツインルームにグレードアップしてもらいました。嬉しい!
夕食は重松飯店の焼豚玉子飯
夕食は今治のB級グルメで有名な焼豚玉子飯の名店「重松飯店」へ。焼豚玉子飯はB-1グランプリ入選の常連です。
さすが人気店、平日なのにほぼ満席。
注文したのはもちろん焼豚玉子飯。凄いボリューム。3つの目玉焼きの存在感抜群!そして、玉子の下に焼豚とご飯がこれでもかというくらい入っています。
まいう~!!
本当に美味しい!甘タレが最高!このタレだけでもご飯3杯イケそう!
餃子も旨し!肉と野菜、にんにくがしっかり入った中華料理屋さんのソレ。皮まで美味しい。
久しぶりに大大大満足!
今日は幸せな気持ちでホテルまで帰りました。
さて、明日はしまなみ海道を走る予定だったのですが、あいにくの雨予報。どうするか…
ではまた明日。
本日のまとめ
<本日のルート>
<走行距離>
本日の走行距離:66,8km
フェリー乗船距離:19.7km
実質走行距離:47.1km
トータル走行距離:1,900.5km
トータル走行距離にフェリーは含めず。
<費用>
本日の費用計:9,904円
食費:4,319円
宿泊費:4,225円
衣類・洗濯費:300円
交通費:1,060円
トータル費用計:363,987円
食費:156,994円
宿泊費:167,843円
交通費:23,000円
衣類・洗濯費:9,500円
日用品・医薬品費:1,265円
遊興費:410円
自転車関連費:2,680円
雑費:2,295円
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